2026年02月26日(木) 他 イベント 募集中
【社福協・JIHFS共催セミナー】機能性表示食品制度におけるPRISMA 2020に基づいてのシステマティック・レビュー ~質の低下を招く不備と対策~
内容
機能性表示食品は、届出数が1万件を超える一方で、機能性表示の科学的根拠として用いられているシステマティック・レビュー(SR)の質については、科学的妥当性に対する疑問の声もあり、未だにその質は向上していないとの研究報告もあります。
SRは、2025年4月からPRISMA 2020に準拠して実施することが必須となりましたが、PRISMA 2009に比べて要求事項や報告の厳密性が増したため、届出数が一時期減少しました。しかし、最近ではそれも次第に回復しつつあります。今後は、機能性表示食品に対する信頼をより増すために、SRの質の向上が期待されています。
社福協では昨年に引き続き、日本健康食品規格協会との共催で、SRの指導的立場におられる東京農業大学の上岡洋晴教授を講師に迎え、PRISMA 2020に準拠したSRの報告・研究の質を向上させるポイント等について学ぶセミナーを開催することに致しました。
セミナーは2回の講座とし、第1回目はSRの質を低下させる要因とその改善点について、第2回目はSRの質の向上に不可欠のプロトコールの作成とそのポイント等についてお話しいただきます。さらに、SRとも関連する最新の二つのガイドライン、CONSORT 2025とSPIRIT 2025の主たるポイントについても概説していただきます。
機能性表示食品制度では、消費者庁は届出要件の確認をしますが、科学的エビデンスとしてのSRの質を担保するのは事業者の責任にかかっています。今回のセミナーが、製品の信頼性を高め、消費者により役立つ製品開発につなげていただく機会となれば幸いです。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
SRは、2025年4月からPRISMA 2020に準拠して実施することが必須となりましたが、PRISMA 2009に比べて要求事項や報告の厳密性が増したため、届出数が一時期減少しました。しかし、最近ではそれも次第に回復しつつあります。今後は、機能性表示食品に対する信頼をより増すために、SRの質の向上が期待されています。
社福協では昨年に引き続き、日本健康食品規格協会との共催で、SRの指導的立場におられる東京農業大学の上岡洋晴教授を講師に迎え、PRISMA 2020に準拠したSRの報告・研究の質を向上させるポイント等について学ぶセミナーを開催することに致しました。
セミナーは2回の講座とし、第1回目はSRの質を低下させる要因とその改善点について、第2回目はSRの質の向上に不可欠のプロトコールの作成とそのポイント等についてお話しいただきます。さらに、SRとも関連する最新の二つのガイドライン、CONSORT 2025とSPIRIT 2025の主たるポイントについても概説していただきます。
機能性表示食品制度では、消費者庁は届出要件の確認をしますが、科学的エビデンスとしてのSRの質を担保するのは事業者の責任にかかっています。今回のセミナーが、製品の信頼性を高め、消費者により役立つ製品開発につなげていただく機会となれば幸いです。皆様のご参加をお待ち申し上げます。
開催要項
| 開催日 | 令和8年2月26日、3月5日(木)(全2回) |
| 開催形式 | |
| オンライン |
Zoomウェビナー ※オンデマンド配信はございません。当日のみの配信となります。 ※お申込みの際にご登録いただいたメールアドレスへお送りするメールの聴講用URLよりセミナーをご受講ください。 |
| 時間 | 14:00 ~ 16:00 |
| ※当日はセミナー開始10分前より入室可能です。 | |
| 定員 | 200名(食品関連企業の研究・開発・企画の実務担当者を対象としたセミナーになります) |
| 受講料 |
11,000円(税込) ※1名様2回セットでの金額・受講となります。 ※一般社団法人日本健康食品規格協会(JIHFS)会員の方は、JIHFSにてお申込み下さい。 |
プログラム
講 師:上岡 洋晴 氏(東京農業大学 地域環境科学部 教養分野 教授)
ファシリテーター:池田 秀子 氏(一般社団法人日本健康食品規格協会 理事長)
第1回:令和8年2月26日(木)
【主な内容】
・ システマティック・レビューの報告の質を低下させる不備の特徴
・ システマティック・レビューの研究の質を低下させる不備の特徴
・ 改善させるための具体的なポイント
【主な内容】
・ プロトコール作成の意義と必要性
・ 作成における不備の特徴と記述すべきポイント
・ CONSORT 2025/SPIRIT 2025との関連性
※諸事情により講師、テーマ等は変更される場合があります。
・消費者庁ホームページ. 機能性表示食品の届出等に関するガイドライン.
【報告書】
・消費者庁ホームページ.機能性表示食品制度における機能性に関する科学的根拠の検証:届け出られた研究レビューの検証事業.
平成28年3月 消費者庁
・消費者庁ホームページ.機能性表示食品制度における臨床試験及び安全性の評価内容の実態把握の検証・調査事業報告書.
平成29年3月 消費者庁
【図 書】
・上岡洋晴. コピペしないレポートから始まる研究倫理. ライフサイエンス出版. 2016.
・津谷喜一郎, 上岡洋晴, 大室弘美, 折笠秀樹. 臨床試験の計画・実施・報告:食品の機能性のエビデンス. ライフサイエンス出版. 2022.
・上岡洋晴, 折笠秀樹. 機能性表示食品:適正な研究レビューのための必携マニュアル. ライフサイエンス出版, 2016.
【解説論文】
・上岡洋晴. 機能性表示食品制度の現状と課題 —機能性のエビデンス. 薬学雑誌 2023;143:931-940
(外部サイトへ移動します)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/143/11/143_23-00121/_pdf/-char/ja
・上岡洋晴, 金子善博, 津谷喜一郎, 中山健夫, 折笠秀樹. 「PRISMA 2020: システマティック・レビュー報告のための
更新版ガイドライン」の解説と日本語訳. 薬理と治療 2021;49:831-42.
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/topics/j20210831.pdf
・上岡洋晴, 折笠秀樹, 津谷喜一郎. 「AMSTAR 2: ヘルスケア介入のランダム化または非ランダム化研究あるいは
両方を含むシステマティック·レビューのための厳密な評価ツール」の紹介と解説. 薬理と治療 2018;46:1785-96.
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/topics/j20181785.pdf
・上岡洋晴, 北湯口純, 折笠秀樹, 津谷喜一郎. 機能性表示食品制度において届出されたシステマティック・レビューの
報告の質 —PRISMA 2020に基づいての評価—. 薬理と治療 2025;53:23-35
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/2025_vol53_no1.pdf
・上岡洋晴, 北湯口純, 折笠秀樹, 津谷喜一郎. 機能性表示食品制度において届出されたシステマティック・レビューの
プロトコールの質 —PRISMA 2020に対応したPRISMA-Pに基づく評価—. 薬理と治療 2025;53:105-116
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/j20250105.pdf
ファシリテーター:池田 秀子 氏(一般社団法人日本健康食品規格協会 理事長)
第1回:令和8年2月26日(木)
「システマティック・レビューにおける課題点と改善のポイント」
【主な内容】・ システマティック・レビューの報告の質を低下させる不備の特徴
・ システマティック・レビューの研究の質を低下させる不備の特徴
・ 改善させるための具体的なポイント
第2回:令和8年3月5日(木)
「システマティック・レビューにおけるプロトコール作成のポイント」
【主な内容】・ プロトコール作成の意義と必要性
・ 作成における不備の特徴と記述すべきポイント
・ CONSORT 2025/SPIRIT 2025との関連性
タイムスケジュール(各回共通)
14:00~14:10
開会挨拶
14:10~15:30
講演(80分)
15:30~15:40
休憩(10分)
15:40~16:00
質疑応答(20分)
16:00
閉会挨拶
<下記の書籍等の内容を踏まえたセミナーとなります>
※お手元にご用意いただくと、理解が深まります
【ガイドライン】・消費者庁ホームページ. 機能性表示食品の届出等に関するガイドライン.
【報告書】
・消費者庁ホームページ.機能性表示食品制度における機能性に関する科学的根拠の検証:届け出られた研究レビューの検証事業.
平成28年3月 消費者庁
・消費者庁ホームページ.機能性表示食品制度における臨床試験及び安全性の評価内容の実態把握の検証・調査事業報告書.
平成29年3月 消費者庁
【図 書】
・上岡洋晴. コピペしないレポートから始まる研究倫理. ライフサイエンス出版. 2016.
・津谷喜一郎, 上岡洋晴, 大室弘美, 折笠秀樹. 臨床試験の計画・実施・報告:食品の機能性のエビデンス. ライフサイエンス出版. 2022.
・上岡洋晴, 折笠秀樹. 機能性表示食品:適正な研究レビューのための必携マニュアル. ライフサイエンス出版, 2016.
【解説論文】
・上岡洋晴. 機能性表示食品制度の現状と課題 —機能性のエビデンス. 薬学雑誌 2023;143:931-940
(外部サイトへ移動します)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/yakushi/143/11/143_23-00121/_pdf/-char/ja
・上岡洋晴, 金子善博, 津谷喜一郎, 中山健夫, 折笠秀樹. 「PRISMA 2020: システマティック・レビュー報告のための
更新版ガイドライン」の解説と日本語訳. 薬理と治療 2021;49:831-42.
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/topics/j20210831.pdf
・上岡洋晴, 折笠秀樹, 津谷喜一郎. 「AMSTAR 2: ヘルスケア介入のランダム化または非ランダム化研究あるいは
両方を含むシステマティック·レビューのための厳密な評価ツール」の紹介と解説. 薬理と治療 2018;46:1785-96.
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/topics/j20181785.pdf
・上岡洋晴, 北湯口純, 折笠秀樹, 津谷喜一郎. 機能性表示食品制度において届出されたシステマティック・レビューの
報告の質 —PRISMA 2020に基づいての評価—. 薬理と治療 2025;53:23-35
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/2025_vol53_no1.pdf
・上岡洋晴, 北湯口純, 折笠秀樹, 津谷喜一郎. 機能性表示食品制度において届出されたシステマティック・レビューの
プロトコールの質 —PRISMA 2020に対応したPRISMA-Pに基づく評価—. 薬理と治療 2025;53:105-116
(外部サイトへ移動します)
https://www.lifescience.co.jp/yk/jpt_online/j20250105.pdf
受講までの流れ
①下記「お申込み」ボタンよりお申込みください。
※同時に6名まで申込み可能です。
⇩
②一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(info_kenshoku-forum@shafuku.jp)より『お申込完了のお知らせ』メールが届きます。
⇩
③請求書を郵送しますので期日までに受講料のお振込みをお願いします。
※請求書をメール送付(PDF形式)でご希望の場合は、メール「kenshoku@shafuku.jp」宛へご連絡ください。
⇩
④入金確認後、一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(kenshoku@shafuku.jp)より『受講確定のご案内』メールが届きます。
⇩
⑤一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会(kenshoku@shafuku.jp)よりお申込みの際にご登録いただいたメールアドレスへ、
以下のスケジュールにてご連絡いたします。
なお、開催日ごとに聴講用URLと資料は異なりますのでご注意ください。
※開催日ごとにお送りする二つのご案内メールの内容は同じです。
※資料はメールに記載のURLよりアクセスが可能です。
必要な方は当日お手元にご用意のうえ、ご受講ください。
⇩
⑥セミナー当日は13時50分より入室可能です。
⑤でご案内したメールの聴講用URLよりセミナーをご受講ください。
【ご注意】
・ JIHFS会員の方は、JIHFSにてお申込みいただくと割引がございます。
・ 1名様2回セット受講のセミナーとなりますので、ご注意ください。
・ 無料で取得できるメールアドレス(フリーアドレス)などはメールが届かないことがあります。
メールが届かない場合には、他のメールアドレスへの変更をお願いする場合がありますのでご留意ください。
・ 1つのメールアドレスにつき、1台の機器(パソコン・タブレット・スマートフォン)で視聴可能です。
・ 複数名でお申込みの際は、お申込者様1名につき1つのメールアドレス(同一でないもの)でお申込みください。
・ タブレット・スマートフォンで視聴される場合は、事前にZoomアプリ(無料)をダウンロードしておくことが必須となります。
(パソコンでの視聴については、その限りではありません)
・ 通信環境によっては視聴しにくい場合があります。
・ 本セミナーについては、NR・SAの単位認定は行っておりません。
・ お振込みいただきました受講料については返金いたしません。
・ 本セミナーに関するセミナー資料や配信動画等の内容を他のウェブサイトや著作物等へ転載することを禁止します。
お問い合わせ
万が一、お申込み完了後にメールが届かない場合は、お手数ですが下記までご連絡ください。一般財団法人医療経済研究・社会保険福祉協会 TEL:03-3595-1555 E-mail:kenshoku@shafuku.jp
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ドメイン指定:@shafuku.jp
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