特別用途食品および栄養療法のエビデンス等に関する情報の収集整理業務
(2008年度)
2008年度の厚生労働省のファンドによる研究「特別用途食品および栄養療法のエビデンス等に関する情報の収集整理業務」を報告書としてとりまとめました。 厚労省は、特定保健用食品(トクホ)を除く特別用途食品を34年ぶりに見直し、2008年7月4日に「特別用途食品制度のあり方に関する検討会」の報告書が発行されました。 この報告書は、1)対象食品の見直し、2)対象者への適切な情報提供、3)審査体制の強化、の3つの柱からなっています。この報告書を基に、2009年2月21日に、厚生労働省医薬食品局医薬食品部長による通知「特別用途食品の表示許可等について」が発表され同年4月1日に施行されました。 検討会では、1990年代後半からの世界的なエビデンスに基づく医療の影響を受けて、特別用途食品のエビデンスを明らかにし、それを多様なユーザーに届けるシステムの必要性についても議論されました。 本調査班は、これら検討会の議論を踏まえ、2)対象者への適切な情報提供、を具現化するために、下記の7つのカテゴリーについてシステマティック・レビューを行い、エビデンスのグレードの高いものを選択し構造化抄録を作成することを目的に行った研究です。 本報告書中の構造化抄録等は、2015年3月31日まで独立行政法人国立健康・栄養研究所(現:国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)で作成した「特別用途食品・栄養療法エビデンス情報」サイトに掲載されていました。 本報告書は、医療、介護、栄養関係の研究者や現場の方々、健康食品の開発、製造、販売業者、消費者等にとって大変参考になる内容と思われます。
<財団法人 医療経済研究・社会保険福祉協会 「特別用途食品および栄養療法」調査班> 特別用途食品および栄養療法のエビデンス等に関する情報の収集整理業務平成20年度報告書 (特別用途食品エビデンスレポート2008)
*本報告書(冊子)は、有料でご提供しています。
ご希望の方は、添付の申込書をダウンロードいただきご記入の上、FAXください。
- 同 別冊1: 低たんぱく質食品-検索・スクリーニングプロセスと43構造化抄録-
- 同 別冊2: アレルゲン除去食品-検索・スクリーニングプロセスと25構造化抄録-
- 同 別冊3: 無乳糖食品-検索・スクリーニングプロセスと21構造化抄録-
- 同 別冊4: 総合栄養食品(いわゆる濃厚流動食)-検索・スクリーニングプロセスと15構造化抄録-
- 同 別冊5: 個別評価型病者用食品-検索・スクリーニングプロセスと32構造化抄録-
- 同 別冊6: 乳児用調製粉乳-検索・スクリーニングプロセスと49構造化抄録-
- 同 別冊7: えん下困難者用食品-検索・スクリーニングプロセスと18構造化抄録-