2018年11月01日(木) フォーラム 終了
【第44回】高齢化社会の日本における健康食品の可能性を探る
- ※本フォーラムは社福協・健康食品研究啓発事業会員様のみご参加いただけます。
内容
日本の高齢化率(65歳以上の人口の割合)は27.7%に達しており、総人口が減少する中で、今後もますます上昇していくものと考えられます。また、2018年版の「世界保健統計」によると、日本の平均寿命は84.2歳で世界1位、健康寿命(健康上の問題がない状態で日常的に生活できる期間)は74.8歳でシンガポールに次いで世界2位となっており、まさに「長寿大国日本」と言えるでしょう。様々な環境が整えられ、人々が「長生き」できるようになったことは寿(ことほ)ぐべきことではありますが、平均寿命と健康寿命の差は「健康ではない期間」という意味でもあり、日本ではこの期間が9年以上も続くということになります。健康で元気に老後の生活を送るためにも、この期間をいかに短くするかが、現在の大きな政策課題となっています。
低栄養状態から、全身の機能が低下し「フレイル」という虚弱状態になり、これを放置すると要介護、寝たきりという状態になってしまうことから、最近では、特に「高齢者の食と栄養」の問題が大変注目されるようになってきました。
今回のフォーラムでは、高齢化が進む日本の現状を踏まえ、健康寿命の延伸を図るために、政府の取組み、市場の動向、栄養対策と様々な視点から健康食品の可能性について考えて参りたいと思います。多数の方のご参加をお待ち申し上げます。
講師
【講演】
1.西川 和見氏 (経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課長)
「ヘルスケア産業と健康食品」
2.飯塚 智之氏 (株式会社 矢野経済研究所 フードサイエンスユニット 主席研究員)
「市場調査から見える 高齢化社会における健康食品の可能性」
3. 北村 明彦氏 (東京都健康長寿医療センター研究所 研究部長)
「高齢期の栄養対策 -生活習慣病予防と介護予防の観点から-」
座長/梅田 勝氏 (東京工科大学 医療保健学部 学部長)
※ 諸事情により講師、テーマ等は変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
概要
開催日 | 2018年11月01日(木) |
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時間 | 受付 12:30 / 開始 13:00 / 終了 17:00 |
会場名 | 全社協・灘尾ホール |
会場住所 | 千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル1F |
交通案内 | 「虎ノ門駅」(地下鉄銀座線)下車徒歩約5分 「霞が関駅」(地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線)下車徒歩約7分 「国会議事堂前駅」(地下鉄丸ノ内線・千代田線)下車徒歩約5分 |
懇親会 | なし |