2017年07月11日(火) フォーラム 終了
【第40回】 健康食品をとりまく情報を正しく使い、伝えるために ~事例をもとに考える~
- ※本フォーラムは社福協・健康食品研究啓発事業会員様のみご参加いただけます。
内容
特定保健用食品、栄養機能食品、機能性表示食品は、いずれも機能性表示が可能な食品です。これらの食品が世の中に正しく受け入れられ、利活用されるためには、食品の機能性表示制度の理解とともに、機能性について的確な表示がなされているか、またどう正確に表示を読み取ることができるかにかかっていると考えます。しかしながら、消費者庁の消費者意向調査では、特定保健用食品ですら、聞いたことはあるがどのようなものか知らない人が過半数以上であり、「いわゆる健康食品」との違いもどこまで理解されているのか懸念されます。また、東京都の健康食品試売調査でも、不適正な表示・広告の製品が相当あり、企業側の意図が消費者に正しい情報として伝えられているか、疑問が残ります。
加えて昨年、特許制度において、食品の用途発明が認められるようになりました。このため、食品に機能性表示をする際には、他企業の用途発明を十分考慮する必要が出てきました。
このように食品に対して様々な表示ができるようになった今、どれだけの情報が正しく消費者に伝わっているか、また企業は伝えられているか、考える場が必要ではないかと考え、今回のフォーラムを企画しました。
食品の機能性に関する情報を正しく使い、正しく伝えるために、企業はどのようなことに配慮すべきか、また、同じ表示を見た場合、売り手と買い手の受け取り方の違いはどうか等、事例をもとに各先生方にご講演いただきます。
企業の方はもちろん消費者の皆様にも有意義なものと考えておりますので、多数の方のご参加をお待ち申し上げます。
講師
【講演】
1. 三上 伸治氏 (消費者庁 表示対策課 食品表示対策室長)「健康食品に関する景品表示法及び健康増進法上の留意事項について」
2.淺見 節子氏 (東京理科大学専門職大学院 イノベーション研究科 教授)
「機能性食品の特許保護と表示の留意点」
3.千葉 一敏氏 (アドバイザリースタッフ研究会 代表世話人)
「健康食品をとりまく問題点 ~消費者からの相談事例を踏まえ~」
座長/梅田 勝氏 (東京工科大学 医療保健学部 学部長)
※ 諸事情により講師、テーマ等は変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
概要
開催日 | 2017年07月11日(火) |
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時間 | 受付 12:30 / 開始 13:00 / 終了 17:00 |
会場名 | 全社協・灘尾ホール |
会場住所 | 千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル1F |
交通案内 | 「虎ノ門駅」(地下鉄銀座線)下車徒歩約5分 「霞が関駅」(地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線)下車徒歩約7分 「国会議事堂前駅」(地下鉄丸ノ内線・千代田線)下車徒歩約5分 |
懇親会 | なし |